ローマのフォロ・ロマーノの手すりの前に立つ Alexia。背後に石柱と遺跡。

創業者

家族ふたりで始めました。

大きな会社ではありません。倉庫もバイヤーのチームもありません。何を置くかを決める人間と、それが英国の棚に届くまでの仕組みをつくる人間が、ひとりずつです。

夕方の光の中、つば広の麦わら帽子でテーブルに座る Alexia。
ローマ、2026

Alexia

台湾に暮らし、台湾と英国の両方に通じています。棚に何を置くかを決めるのは Alexia です。日本にも足を運んでいて、日本のものと台湾のものが、同じ「かわいい」でもまったく別の作られ方をしていることを、実物で知っています。

台湾のキャラクターグッズを選べるのは、その棚を子どものころから見ている人だからです。英国の側から見て「珍しいもの」を集めているのではなく、知っているものを並べています。選ぶ基準はいつもひとつ、自分なら一個とっておくかどうか。

PJ

もうひとりです。サイト、値付け、在庫、面倒な事務。棚のセンスには口を出しません。出したところで勝てないからです。

もう一方の棚

英国の棚に、それがなかった。

日本の小さなメーカーの缶バッジも、台湾のイラストレーターのアクリルも、英国の売り場には置かれていません。無いなら置く場所をつくればいい ― 店を始めた理由は、それだけです。

自社でつくったブランドフィルムの映像です。

なぜやるのか

欲しいものが、この国では買えなかった。

英国でキャラクターグッズを探すと、行き着く先はギフトショップか、巨大な自社ブランドの売り場です。日本の小さなメーカーの作品も、台湾のイラストレーターの作品も、置いている店がありません。

面倒なところは店が引き受けて、棚には作品と、つくり手の名前だけを出す。Crazy Cherry のかたちは、その一行で決まりました。ページに出ている金額が支払いの全額で、届くものは、見たものと同じです。

日本の作り手の方に向けて書いたページも別にあります。何を探しているか、何を扱わないか、英国側の面倒はどちらが持つか。条件はそちらに全部出してあります。

写真

撮ったままの写真です。

この店について

家族ふたり分の、小さな棚です。

倉庫もバイヤーのチームもありません。棚が小さいぶん、一点ずつ選べます。ここに並ぶものは全部、ふたりのうちのどちらかが実際に手に取って決めたものです。

大きく見せる書き方はしません。書けるのは、棚にあるものの話だけです。